LIFESTYLE DISEASE | 2018/04/17

痛風とお酒の関係

LIFESTYLE DISEASE

痛風はお酒を控えるだけじゃダメ?

痛風の症状が出てきたからビールを控えている、「プリン体ゼロ」のビールを飲むようにしているという方は少なくないと思います。
 
確かにお酒の中でもビールにプリン体が多く含まれているため、普段から多く飲まれている方は控える必要があるでしょう。ただ、「痛風の合図が出たら気を付けたい食事」でもお伝えした通り、そもそもプリン体は他の多くの食事に含まれているので、ビールを控えるだけでなく、食事全体の量(また、食事内容も肉や魚ばかりでなく、野菜、海藻類、果物を積極的に摂る)を気を付けることが先決でもあります。

アルコール自体が尿酸値を上げる

アルコールそのものが尿酸値を上げる働きがある他、そもそもお酒を飲みすぎることでを痛風が起こりやすくなるということも過去の研究からもわかっています*。
 
この研究では、アルコール量を10.0-14.9g/日摂取している群は飲まない群に比べて1.32倍、15.0-29.9g/日摂取群は1.49倍、30.0-49.9g/日摂取群では1.96倍、さらに50g/日摂取群では2.53倍、痛風になるリスクが高まることが示されました。アメリカでの研究なので日本人を対象としてはいませんが、アルコールの摂取量が多いほど、痛風になるリスクが高くなることがわかっています。
 
単にビールを控えるだけでなく、飲みすぎにまずは注意です!
 
*Choi HK, Atkinson K, Karlson EW, et al. Alcohol intake and risk of incident gout in men:aprospective study. Lancet. 2004 ;363(9417):1277-81.