CHILDREN & BABIES | 2017/12/13

「子どもの肥満」40年間で10倍以上も増加!世界的な問題に

CHILDREN & BABIES

最近発表された研究結果で、子どもの肥満の増加が世界的な問題として取り上げられました。

200か国を対象に調査

発表されたのは、世界の非感染性疾患(NCD)について研究を行っている”NCD Risk Factor Collaboration”(NCD-RisC)という国際団体による研究結果。
200か国に住む約1億3000万人のBMI(body mass index)を調べ、1975年から2016年にかけての子どもと成人の肥満傾向を調査しました。
 
その結果、全体の子どもの肥満は40年間で10倍以上増加したことが明らかになりました。さらに、女の子においては1975年では500万人の子が肥満であったのが2016年には5000万人に増加、男においては600万人の肥満が7400万人に増加したとのことです。

地域に肥満の特徴

地域別では、最も肥満が増加したのは東アジアとアメリカ、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリスなどの高所得国であったことが示されました。本研究では、肥満の急増化がアジアでみられたことを指摘しており、低体重から過体重への移行が急速に進んでいると述べられていました。
 
日本では他国に比べて子どもの肥満は少ないものの、幼い頃からの食事のサポートは世界的にも今後ますます重要となることと思います。
 
【論文】
NCD Risk Factor Collaboration (NCD-RisC). Worldwide trends in body-mass index, underweight, overweight, and obesity from 1975 to 2016: a pooled analysis of 2416 population-based measurement studies in 128·9 million children, adolescents, and adults. Lancet.2017.(17)32129-3.