LIFESTYLE DISEASE | 2018/03/08

ゆっくり食べることの大切さ

LIFESTYLE DISEASE

忙しい毎日の中で、食事にはあまり時間をかけられず、いつもかけもむように食べている、なんて方は少なくないのではないでしょうか。
 

時間をかけて食べることが健康にも関係が

2008~2013年にかけて健康診断を受けた約6万人の糖尿病の日本人を対象に、食べる速さやBMI、腹囲、血液検査を実施した研究から、時間をかけて食べることと健康との関連がわかってきました1
 
今回の研究の結果、ゆっくり食べる人は全体的に健康的な生活習慣を送っていて、6年間で食べる速さがゆっくりになった人は腹囲とBMI両方が減少していることがわかりました。また、食べる速さがゆっくりになった人は42%もの肥満リスクの減少にもつながったことも明らかになりました。
 
ゆっくり食べることが食べ過ぎの予防になるために肥満のリスクが減るのか、それとも他の要因も関係しているのかはまだわからないところですが、このように何を食べるかだけでなく、「どのように食べるか」を少し意識するだけでより健康になるというのはとても重要なことかと思います。

ゆっくり食べることは心と身体の健康にも

忙しくて食事の優先が低くなることもあるかと思いますが、何かをしながら食事をする、もしくは一人で急いで食べていると何となく気持ちが落ち着かないですよね。美味しい料理でも一人で急いで食べるのと、10分でも長く時間を確保して誰かと食べるのとでは、味わいも違うかと思います。
 
忙しいときこそ、健康だけでなくリフレッシュのためにも、少しだけ時間を確保して食事を楽しむことを意識したいものですね。
 
※1 Hurst Y, Fukuda H Effects of changes in eating speed on obesity in patients with diabetes: a secondary analysis of longitudinal health check-up data BMJ Open 2018;8:e019589. doi: 10.1136/bmjopen-2017-019589