LIFESTYLE DISEASE | 2018/01/25

おやつの代わりにも!知られざるナッツの魅力的な栄養素

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ナッツの魅力

突然ですが、日ごろナッツは食べていますか?
あまり馴染みのない方もいるかと思いますが、最近ナッツが健康によいと注目されている理由を今回ご紹介したいと思います。

ナッツと健康との関係

最近論文化された研究で、ピーナッツやクルミを頻繁に摂取している人ほど、心血管疾患や冠動脈疾患のリスクが低いということがわかってきています。
 
210,836名を対象(女性169,310名、男性41,526名)に、ナッツをほぼ食べない群と週に5回以上(1回25g)食べている群を比較したところ、食べている群は14%心血管疾患のリスクが低く、20%冠動脈疾患のリスクが低いことが明らかになりました。
 
また、週に1回以上クルミを食べている人は食べない人に比べて19%心血管疾患、21%冠動脈疾患、週に2回以上ピーナッツを食べている人は13%心血管疾患、10%冠動脈疾患のリスクが低いことも示されています。

ナッツには魅力的な栄養素がたくさん!

対象者が白人の看護師なので、日本人や他の集団に当てはめられるのか、食べている量はアンケートによるものなので正確なのか、などこの結果が絶対的なものであるとはまだ言えないですが、ナッツにはそれぞれ魅力的な栄養素が含まれています。
 
ナッツは脂質が多く太る、という印象を持つ方も多いでしょう。確かに脂質は多いのですが、不飽和脂肪酸といって動脈硬化を防いだり、LDLコレステロールを減らしたりする働きのある脂肪酸が豊富で、実は積極的に摂りたい脂肪酸でもあります。
 
また、腸の調子を整えてくれる食物繊維、カルシウムやマグネシウムのミネラル、ビタミンEも含まれているので、実は日ごろの食生活では不足しがちな栄養素がぎゅっと詰まっている食材なのです。
 
もちろん食べすぎには注意が必要ですが、普段のお菓子の代わりにナッツを一握り、またはサラダの上に乗せたり、炒め物に混ぜたりしてみてはいかがでしょうか。
 
論文:Guasch-Ferré M et al, Nut Consumption and Risk of Cardiovascular Disease. J Am Coll Cardiol. 2017 Nov 14;70(20):2519-2532.