SPECIAL INTERVIEWS | 2018/01/23

株式会社ディー・エヌ・エーCHO(Chief Health Officer)室 平井孝幸さんインタビュー

SPECIAL INTERVIEWS

医師・栄養士など健康のスペシャリストが提案する食生活の総合サイト「食のおくすり」。健康的な食生活・バランスの良い食事・食育など「健康」と「食」に関する情報を毎日配信し、新鮮野菜をおいしい健康レシピと一緒に宅配する「食のおくすりキット」の販売を行っています。
 
 
毎回、健康や食のスペシャリストにインタビューを行う本連載。今回は、株式会社ディー・エヌ・エーが社員の健康サポートのために立ち上げたCHO(Chief Health Officer)室で室長代理を務める平井孝幸さんにインタビューを行いました。
 

平井孝幸

DeNA CHO室 室長代理。慶應義塾大学卒。2016年1月CHO室を立ち上げる。2016年に行なった多岐に渡る健康取組みや人事、総務、産業医との連携が評価され、DeNAは健康経営優良法人2017(ホワイト500)を取得。
また、渋谷区の企業との健康経営推進取組みが2016年度の経済産業省採択事業となる。
自社での健康取組みをはじめ、健康経営を日本企業の文化にするための活動も行う。

平井さんの仕事は、「仕事のパフォーマンスをあげる前提条件は健康」とし、社内の健康を推進する部門CHO(Chief Health Officer)室を立ち上げ、社員の健康とパフォーマンス向上のためのサポートをすること。平井さんが健康に興味を持つようになったキッカケや、日常生活の中で手軽に取り入れやすい健康習慣のつくりかたについてお話を伺いました。
 

キッカケは13年前。1日中図書館で過ごす生活の中で見つけたこと

-健康に興味を持つようになったキッカケを教えてください。
13年ほど前、22歳の時に「世の中に役に立つこと。自分が動くことで人の役に立つようなことはないのか。」とふと思い立ち、図書館で一日中過ごして本を読む生活を約半年間続けました。特に最初から半年と期限を決めていたわけではなく、「なにかを見つけるまでこの生活を続けよう」と、1日中図書館に入り浸り、本を読む生活を始めました。本を読み続けて3か月ほど経った頃、健康や野菜の本にばかり興味がわくようになりました。そして『食品の裏側』という本に出会い、添加物のことを知り、「知らないうちに、こんなにも本来カラダには不必要なものを摂ってしまっているんだ」ということに気づかされました。もちろん、読んだ本の中には「これを食べたほうがいい」というものもありましたが、それよりリスクを負いながらも「食べてはだめだ」と発信し、その根拠を調べるために様々な研究を重ねている文献を信じようという風に思うようになったのです。そして、「食べないほうがいい」ものを食べなくなった結果、「野菜・果物・大豆・水・白米(現在はやめていますが)」のみを食べるという生活にシフトしていきました。すると、それまでは、身長180㎝体重80㎏あったのが、あっという間に15㎏痩せて体型が変わりました。この時「食べるものひとつで、こんなに変化が起こるんだ」と身をもって実感したことがキッカケですね。
 

考えてほしいのは「何気なく」ではなく、「本当に知って」から選択しているのか

-健康的な生活のために、必要なことは?
食生活を変えただけで、体型が激変し、とにかく舌がピュアな状態になりました。添加物にはひときわ敏感になりましたね。また、もともとは体育会系で焼肉屋さんでは生肉を食べるほど大好きだったのにも関わらず、野菜生活を始めて3か月経った頃には、カラダが肉を受け付けないほどになりました。今まで何も考えずに肉を食べる習慣が身についてしまっていたけれど、こんなにもカラダに刺激を与えるものだったのか、とも気がつきました。まずはやはり、「知ること」です。例えば、コンビニのカットフルーツは手っ取り早くフルーツを摂りたい人が何気なく食べてしまいがちだと思いますが、いったいどれだけの人たちが「次亜塩素酸」についてきちんと理解した上で食べているのか、ということなんです。本来であれば賞味期限がどのくらいのものが、大量の薬品につけられることで、どのくらい延びているのか、などを気にしているかどうか。また、牛乳にしても1ℓ千円のものと百円のものと、いったい何が違うのかというのをきちんと考えているかどうかです。ただ安いからという理由だけで、「何気なく」選ぶのではなく、安い理由は何なのか、それについて「知ったうえで選んだ」ものなのかどうかを考えて欲しいですね。知らないで選ぶ人が多いと思いますが、こういった知識が少しあるだけで、今よりも健康的になるのにと思います。

大切なのは、精神的な負荷をかけすぎないこと

-健康習慣のつくりかたを教えてください。
「あれを食べたほうがいい、これを食べたほうがいい」というのは、インターネットで検索することが主流の今の時代、比較的ライフスタイルに入り込んできているかと思います。ですが、逆に「これ食べちゃいけない」「あれ食べなきゃいけない」と思いすぎて、精神的に負荷をかけすぎないことがポイントになってくると思います。食べたいものは食べる、また、空腹感を与えすぎないように、おなかがすいていたら、よほどひどいものでなければ食べるということも大事ですね。完璧を目指す必要はなくて、いかに無理のない範囲で、例えば野菜中心の生活を「習慣化」できるかどうかです。付き合いで飲み会に行くことも、ラーメンに行くこともあると思いますし。ですが、野菜中心の生活をしていると、肉を食べた翌日は顕著に体臭が変わってきたりするので、それを実感することも必要ですね。食生活は、情報をもとに実験をしてみると、舌の状態や皮膚の感じ、体臭など、いくらでも変えることができるんです。色々と試してみて、自分流のフードスタイル、食生活スタイルを考えてみて、確立していくといいでしょう。僕はあまり手間のかかる料理はしませんが、簡単にできる「しょうゆ麹」や「干し納豆」などは作るようにしています。「手作り豆腐キット」や「手作り納豆キット」を試したこともあります。また、ラーメンが好きなので、ラーメンを食べる時は「無添加調味料」のお店を検索して行くようにしています。とにかく、小さいことでも色々と試してみて、できそうなことを習慣化するようにするのが、健康的な生活への第一歩ではないでしょうか。

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