LIFESTYLE DISEASE | 2018/01/17

飲酒によって顔が赤くなる人は骨粗鬆症になりやすい可能性が高い?!

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お酒を飲んで顔が赤くなるのはなぜ?

時々お酒を飲んで顔が赤くなるのは、代謝がいいからだよね?という声を耳にします。実はこれは誤りで、顔が赤くなるのはアルコール代謝の過程で生じるアセトアルデヒドの分解で必要な酵素タンパク質(ALDH2)が、遺伝子的に欠けていて分解が遅いためなのです。このような遺伝子を持つのは主にアジア人には多いとされています。
 
 

日本人92名を対象に飲酒と骨粗鬆症の関連を調査

今回の調査では、骨粗鬆症によって大腿骨近位部を骨折した92 名と起こしていない群を比較したもの。骨折群は顔が赤くなる遺伝子を持つ割合が有意に高く、その遺伝子を持つことによって骨折のリスクが2.48倍高くなることが明らかになりました。
 
ビタミンEを摂ることによってこのリスクは低くなることも示唆されていて、高齢者の骨折予防のきっかけとして期待できると研究者は述べています。
 
まだ新しい見解で今後さらに研究が行われることになるかと思いますが、一つの基準としてこのような指標ができると骨粗鬆症の予防にはとてもわかりやすいですね。
 
論文
Takeshima K et al, A missense single nucleotide polymorphism in the ALDH2 gene, rs671, is associated with hip fracture. Sci Rep. 2017 Mar 27;7(1):428
プレスリリース
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2017/3/27/28-20133/